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ワインもビールも...ジャガイモもアスパラガスも

食品・嗜好品の分野でのバイエルンの特産物はバラエティーに富んでいる。40種類を越えるビールは、世界最大のホップ産地、ハラータウ地方やフランケン地方のホップで醸造される。バイエルンのビールは、1516年にバイエルン公ヴィルヘルム4世が発布したビール純粋令にもとづいて醸造される。以来、バイエルンでもドイツでも、ビール醸造所は、水とホップと大麦のみをビールの原料とすることにこだわっている。

 中世には、バイエルン全土でワインのブドウ栽培が行われていたが、現在ではもっぱらフランケン地方のマイン河沿岸地域に限られる。フランケンワインの特徴は「ボックボイテル」と呼ばれる、平たいフラスコ型のボトルにある。このトレードマークの使用権は、フランケンワインの醸造家とヨーロッパのごく一部のワイン産地とだけに、EUが認めたものである。

 観賞植物とされていたジャガイモを、根菜としてドイツで初めて栽培したのは、バイエルンだとされる。それは、1647年、フランケン地方のピルグラムスロイト村で始まった。

 バイエルンのアスパラガスは、5月初めに解禁され、6月24日を最終日として収穫される季節特産品である。アスパラガスは主として、オーバーバイエルン地方とシュヴァーベン地方の砂地で栽培される。