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バイエルンの農業

のんびりした牛の群、豊沃な牧草地、広大な農場家屋。農業は今日まで、バイエルンの象徴的存在とされてきた。だが、農業経営者の数は減る一方である。バイエルンの農業は、あくまでも家族経営の農家が主役なのだ。

 アルゴイからベルヒテスガーデンまで拡がる山岳地帯では、農業経営は今も昔も牧草地での酪農が中心で、この地特有の高原酪農が営まれている。他方、肥沃なドナウ平野やニーダーバイエルン地方では、穀物栽培が中心である、またハラータウ地方は、世界有数のホップ産地である。

 1804年、バイエルン選帝侯は、ヴァイエンシュテファンの模範農場に、ドイツ最初の農業試験場を設立した。ここには現在でも、ミュンヘン工科大学付属の農林業研究所がある。

 1810年、初めての全国農業大会がミュンヘンで開かれた。これは今日まで存続していて、2年に一度、オクトーバーフェストの会場で開かれる。