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バイエルンの手工業と職人組合(2)

ニュルンベルクとアウグスブルクの彫金師は、職人としても別格の存在であった。彼らの匠芸を示す工芸品は、16世紀から17世紀にかけて世界的な名声を博した。

 古くから、フランケン地方はドイツの玩具産業をリードしてきた。おもちゃの車輛に始まり人形や積木セットまで、品揃えは豊富である。

 今日でも手工業界は、バイエルンでは第二位の就職先である。約100業種におよぶ手工業分野では、それぞれ専門のマイスター訓練を受けることができる。

 第二次世界大戦によって旧ドイツ領から移入した引揚者や難民は、バイエルン経済に新しい活力をもたらした。数多くの新規企業が設立され、それまで農業中心だったオーバーバイエルン地方に製造業が根づき、農業以外の新しい職場がもたらされた。ズデーテン地方ガプロンツからもたらされたガラス装飾品のような新製品や、ポーランドのシュレジア地方からもたらされたメリヤス靴下編製業などの新しい製造部門は、バイエルンの供給の幅を広げた。