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ヨーロッパ中央部のバイエルン

バイエルンはドイツ連邦共和国の南東部にある。16連邦州のうち、面積では最大、人口1200万は二番目の規模である。

 バイエルンはヨーロッパの中央部に位置する。ここはヨーロッパの東西南北を貫く幹線道路の中継地点である。バイエルンはブリュッセルのヨーロッパ共同体(EU)本部において、ドイツ連邦共和国とは別個に、独自の代表部を維持している。さらに EU域内や域外の国々とも、多国間協定や二国間協定によって、独自の関係を結んでいる。

 例えば、「アルプス地域協定」(ARGE ALP)には4ヶ国の11地方が加盟している。「ドナウ地域協定」、「ボーデン湖協定」、「アルプス・アドリア海協定」には、バイエルンの隣接国イタリア、オ-ストリア、スイスがすべて加盟している。

 この4件の多国間協定の他に、国境を共有する地域に関する二国間協定がある。例えば、「バイエルン・ボヘミア森林協定」はチェコ共和国と、「ザルツブルク・ベルヒテスガーデン地域協定」は、オーストリアとの協定である。

 1989年から1990年にかけて、共産圏との国境が開かれると、東欧諸国との間に、政治・経済・文化面での緊密な協力関係を構築する機会が訪れた。以来、チェコ、ハンガリー、ウクライナ、スロヴァキア、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア、マケドニア、そしてモスコー市との間に公的な関係を結んだ。ブラジル、中国、日本、カナダ、メキシコ、ロシア、シンガポール、台湾、ウクライナ、米国には、駐在代表を設けている。

 アジア大陸やアメリカ大陸でも、バイエルンは最先端技術の立地、強力な輸出国として知られている。米国のカリフォルニア州、カナダのケベック州、ブラジルのサンパウロ州、中国の山東省とは提携関係にある。また南アフリカ連邦共和国の西ケープ州とゴーテン州との提携を通じて、この国の政治経済の安定化に寄与している